フィラリア予防
前回、春は狂犬病予防注射ですよ〜と書きました。
それと同じく暖かくなってきたら予防する事が2つあります。
今日はその内の1つ、 フィラリア(犬糸状虫)です。この寄生虫は犬へ感染する事が圧倒的に多いですが猫やフェレットにも感染してしまいます。今回は宿主を犬で説明します。
フィラリアの成虫は犬の体内で幼虫(ミクロフィラリア)を産み、その犬の血を吸った蚊の体内でミクロフィラリアが成長します。その蚊が別の犬を刺す際に感染能力を持った幼虫が犬の体内に入り約3ヶ月間筋肉や皮下で成長した後、血流に乗って最終目的地の心臓や肺動脈に辿りつき成虫になります。そしてミクロフィラリアが産まれて蚊に吸われる機会を待ちます。
感染して数年後に咳などが出始め散歩に
行きたがらない事や食欲不振、貧血、血尿、心臓や肺などが機能不全となって体調を崩します。
そんな怖いフィラリア症ですが毎年きちんと予防していれば感染は防げます!
当院では4月から蚊のいなくなった後の11月まで月に1回必ず投与する様にオーナー様にお願いしています。
飲ませるタイプや首に付けるタイプ数種類ご用意しております🎵
フィラリア対策しっかりやりましょうね✨